月山・南平山・塩沢山
2008-03-31
【登山日】2008年3月23日(日)
【天候】
晴れ
【人数】
単独
【目的地】
月山、南平山、塩沢山の山頂
【ルート】
・月山 : 西尾根登山口→月山(ピストン)
・南平山 : 鉄塔巡視路入口→南平山(ピストン)
・塩沢山 : 塩沢山登山口→塩沢山(ピストン)
【運転】
・月山
自在寺までは道は広い。
しかし、自在寺脇の道は車一台分の道幅。
でも、しばらくするとすぐに行き違えるほど広くなるので問題は無い。
その先は広い道が牧場まで伸びている。
・南平山
121号線からトンネル二つ抜けてすぐに広めの路肩あり。
もちろん道は広いので心配は無い。
・塩沢山
121号沿いの公園に停めるので、狭い道を通る事は無い。
【感想】
・月山
誰もいない栗山ダムは結構不気味でした。
あの広大な敷地に私一人。
シーズン中は賑わうんでしょうが、この時期だとちょっと・・・。
コースは西尾根登山口をピストンしてしまいました。
帰りはダムコースにしようとしたのですが、積雪があったので念には念を入れてピストンです。
尾根は結構痩せていて、やや歩きづらいですね。
山頂からみえる霧降高原は非常に見応えがありました。
歩く時間はは短いですが、雄大な眺めが楽しめたので非常に満足でした。

・南平山
200m置きに看板があるので、ほぼ迷う事無く山頂にいけてしまいます。
去年の落ち葉が山全体をオレンジに色づけ、とても綺麗でした。
樹が多かったので、夏場は相当葉が茂るんでしょうね。
平家の埋蔵金伝説があるらしく、山頂に説明文がありました。
ちょっとしたロマンを感じます。

・塩沢山
静かな山歩きが楽しめ、かなりこのコース気に入りました。
尾根に出るまでは丁寧な九十九折の道なのですが、尾根に出てからが面白い。
笹の茂る尾根を踏みしめる様に歩くと、忘れかけている山歩き本来の楽しさを思い出させてくれるような気がしました。
後、登りでカモシカに出会いました。
最初、熊かと思ってビックリしましたが、非常に幸運です。

【反省点】
一日に3座は不毛なピークハントになりかねません。
もっとゆっくり山を楽しむ余裕が欲しいですね。
【山行を一言で表すと?】
塩沢山はお勧めです。
黒滝山&大佐飛山
2008-03-30
【登山日】2008年3月30日(土)
【天候】
晴れ→曇り→吹雪(?)→晴れ (かなりの強風)
【人数】
単独
【目的地】
百村山、黒滝山、大佐飛山
【ルート】
鉄塔巡視路→百村山→三石山→さる山→山藤山→黒滝山→西村山→大長山→大佐飛山 (ピストン)

【運転】
百村の集落までは一般道ですので何ら問題ありません。
問題は木ノ俣巻川林道!
地図で調べても途中までしか記載が無く、道幅が事前に推定出来てません。
林道入口はやはり狭いですね。
一車線(当たり前)が続きます。
しかもちょっと進むと砂利道ですよ。
かなりドキドキです。
でも、砂利道の区間は僅かで、しばらくすると細い舗装道。
しばらく行くとすれ違いが出来るくらいの広さに変わります。
登山口まではこの広さが続いていて、安心しながら運転が出来ました。
【感想】
登山口周辺に車を停めようとした時、誰かがヘッドランプをつけて歩き始める直前でした。
なんと、私が良く通っているHPの管理人さんにばったり会ったのでした。
中高年の山登りと温泉のよっちゃんさんで、栃木百名山を完登しているお方です。
事前に登るという事は掲示板で知っていたのですが、まさかいきなりお会いするとは思いませんでした。
お会いできて良かったです。
よっちゃんさんを見送り、私は準備をします。
まだまだあたりは暗く、那須の町の灯りがとても綺麗です。
家を出る前から懸念点が一つありました。
それは強風が予想されたからです。
天気図は西高東低の気圧配置。
嫌な予感はもう的中しています。
大きな音を立てて風が吹き荒れています。
見積もりよりもかなり強い風です。
この時点で、本日の第一優先を黒滝山に切り替え、第二優先を地形図での妄想登山の段階で気にしていた黒滝山・西村山区間の調査、第三優先を大佐飛山にする。
そして、準備を終えて遂に歩き始めます。
駐車地から少し歩くと、かの有名(?)なぶらぶら梯子に到着です。
梯子を登ると急登が待っています。
私が登った時は粉雪がちらつき、足元にうっすらと白く積もっています。
自宅の段階では風は気にしていましたが、降雪までは予測できませんでした。
本当についていません。
往路では、百村山頂らしき所に山名板が見当たりません。
いつもだったらちゃんと探すのですが、今日は時間に余裕はありません。
気にせず通過します。
復路でちゃんと見つけて撮影しました。

ここでよっちゃんさんに追いつく。
時間が無いと言っても、いつもネット上でお世話になっている方なのでお話をしようとするのですが、あまりの強風で言葉が良く聞き取れません。
しょうがないので先に行かせて頂きました。
三石山から先はかなりの残雪です。
しばらくツボ足で歩いていましたが、踏み跡の上に新雪が積もっていると言う最悪の状態。
歩き難いなんてモノではないです。
何も考えずに柔らかい雪上に足を出すと、すね位まで沈んだ先には段差の大きいしまった雪面。
これは足首がもちません。
たまらずワカンを装着し、人が歩かなさそうな場所を選んで歩きます。
この時点で覚悟を決めました。
この長丁場で悪天候の中、ラッセル確定です。
三石山から山藤山までの間はなだらかな尾根歩きなので、何ら特筆すべき個所はありません。
ですが、山藤山から先は急登が待ち構えています。
状況によってはワカン+アイゼンで登ろうと思っていたのですが、雪が積もったばかりなので2〜3回蹴り込めばステップが切れました。
かなり足場は作れるのでアイゼンは結局つけずに登ります。
ここの登りはかなりきつかったです。
そして黒滝山に到着。
黒滝山の感想としては、正直大佐飛山ばかりに目が行ってしまい、じっくりと考えながら登れませんでした。
でも、立派な山です。
信仰の山らしく、黒滝山24礼拝所巡りと言う魅力的なルートもあるので今度挑戦してみたいです。

この時点で考えます。
風は強く、私の見積もりでは登山中に弱まる事は無いです。
ただ、上空は太陽が見える青空です。
風は強いですが、大佐飛山山頂までは樹林帯を歩くはず。
まだまだ体力に余裕があるので先に進む事にします。
黒滝山と西村山の間の地形は、読み難くは有りますが、ちゃんと地形図を見ていれば迷う事は無いでしょう。
ただ、地形図読めない方は、残雪期には間違いなく通ってほしくないエリアですね。
西村山頂につくとここからは分かりやすい尾根歩きです。
ただひたすらにラッセルです。
それにしても、この辺の尾根は雪庇が大きく成長しています。
しかも、この雪庇、新雪積もっててふかふかです。
…超危険です。
私は歩き難い樹林帯を選択して進みます。
そんな歩き方をしていた矢先、左足を踏み抜きます。
相当深く踏み抜き、完全に左足がフリーになりました。
雪の下は低木でした。
右足を引っ掛けて落下を防止したのですが、この時に右膝を痛めてしまいました。
この時点では痛みはさほど無く歩行に支障は無かったのですが、復路で痛み出します。
後の診断結果で、右膝内側靭帯損傷だと知りました。
そして大佐飛山の山頂に到着です。
山名板を見つけた時のあの感動は言葉では表せません。
ダブルストックを力いっぱい雪面に突き刺しました。
大佐飛山は、栃木百名山を登ると決めてからずっと目標としてた山。
登頂できて良かったです。
風が強すぎて雪が巻き上げられ、視界は利かなかったので、全容を見る事無く山頂についてしまいましたが、そんな事は問題ではありません。
長い期間をかけ登山計画を練り、多少の誤差は出ましたがその計画に沿って登頂できた事に意義がある気がします。

そして、写真撮影と食事を終え、しばらくゆっくりします。
右膝に違和感が…。
この内側から来る痛みはもしや…。
背筋がゾッとします。
慌てて下山を開始します。
しばらく歩くと、ピッケルを持った単独行の男性に出会いました。
私のラッセルに対し、真っ先にお礼を言ってくれて、ちょっとビックリしました。
しかも私のラッセルのルートの取り方の分析はかなり適切です。
体つきを見てもただ者ではない雰囲気です。
普段だったらゆっくりと話したい所ですが、この時点で右膝に不安を残している為、話も少しで下山を急ぎます。
歩行速度も復路とは比べ物にならない程落ちているので、どこかで抜かされた時にゆっくり話そうと思いました。
右膝は次第に痛くなります。
そんな中、ダブルストックを持ちワカンを履いた単独行の男性に出会いました。
道を聞いてきたのですが、間違った尾根に行こうとしていました。
地形図を見せて、正しい尾根のを伝えます。
その間によっちゃんさんが追いついてきました。
挨拶をして下山を急ぎます。
とにかく今は大丈夫ですが、右膝がいつやばくなるか不安なので。
無心で歩き、遂に黒滝山です。
ここから先は急な傾斜を降りねばなりません。
踏ん張りながら降りると右膝が痛みます。
とにかく頑張るしかありません。
そして、山藤山の山頂に到着。
着いた時のあの安堵感…ここまで来れば!と胸をなでおろします。
ここで完全に気が抜けました。
安堵感と引き換えに右膝の痛みははっきりとしてきました。
もう、老人の様な歩行速度です。
しばらく歩くと、あのピッケルを持っていた男性が追い抜いて着ました。
もう右膝で一杯一杯だった為、話し掛けることを忘れていました。(笑
ですが、その後に百村山でお話をする機会に恵まれました。
実はこの方、あの有名な「山頂渉猟を追って」というHPの管理人さんでした。
道理でただ者では無いと感じる訳です。
30分位でしょうか、立ち話をさせてもらいました。
歴戦の山の猛者と話が出来て光栄です。
その後、無事下山完了です。
右膝も痛い程度で何ら問題は無く、車に乗り込みました。
この後、右膝はギブス固定の運命をたどるとは、この時点では想像もついていません…。
【反省点】
今回の山行を端的に振り返ると、雪質の読みの難しさを痛感しました。
大佐飛山まで続く尾根は、夏季はヤブに包まれるそうです。
なので、こう言った残雪期を狙うのが一般的の様なので、私もそれに倣いました。
雪は気温が高いとシャーベット状になり歩き難く、最悪は踏み抜き多発。
低いと、今回のような北風が吹き付けるような天候。
ロングコースなので歩きやすい方が良いだろうと、気温ばかりに目が行っていました。
天気予報では晴れ。
冬型の気圧配置からか、寒気が入り込んで気温も低い。
ただ気になるのはやや強めの北風。
1800m級の稜線に上がるのに、この風の因子を軽く見積もりすぎました。
結果、最初は良かったのですが、大長山から大佐飛山の間で酷い強風に悩まされました。
【山行を一言で表すと?】
雪とは奥深いものなり
ゲストブック
2008-03-27
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