荒海山・芝草山
2008-05-08
【登山日】2008年5月6日(火)
【天候】
晴れ
【人数】
単独
【目的地】
荒海山・芝草山
【ルート】
・荒海山
八総銅山跡→太郎岳→次郎岳(ピストン)
・芝草山
芝草山登山口→大岩→芝草山(ピストン)
【運転】
・荒海山
352号線までは問題はありません。
荒海川に沿って続く林道が懸念点でしょうか。
この林道は舗装で、最初は細く感じますが橋を越えるとすぐに広くなります。
問題なく車2台十分通れるのですれ違いも心配ありません。
ただ、キャンプ場を越えた辺りから一車線相当になります。
しばらく進むと舗装が無くなり、砂利道となります。
結構な区間が砂利道で、ここはすれ違うのも困難ですね。
ただ、この奥に行く人は登山か釣り位しかないと思うのですれ違う確率は低いでしょうね。
砂利ですが、目立った落石や落木も無いのである程度は安心して通れると感じました。
・芝草山
121号線沿いの中三依中学校の看板が出ている道に入る。
最初の住宅地は狭く、過ぎるとやや広い道ですね。
登山口までは舗装道なので問題は無いと思います。
この道の特徴は、登山口近くに釣り場があるために、車の往来がある程度有ると感じました。
すれ違いに気を付けたい所です。
【感想】
・荒海山
駐車地に付くと早くも一台の車(単独行の男性)が止まっており、目の前には行き過ぎてバックで戻ってくる車(男性1、女性2のパーティ)が。
恐らく、この日荒海山を目指したのは上記の方達だけでしょう。
パーティの男性は非常に気さくな方で、会話を楽しませてもらいました。
前日も会津を巡っていたそうで。
この3人の記念写真を撮って、私は歩き始めました。
駐車地からしばらく歩くと登山届のポストがあり、ここから登山開始です。
しばらく沢を上流に向けて歩いていきます。
道は若干崩壊気味ですが、困難な場所は無いですね。

支沢に入る辺りで人工の道から外れて、沢脇を歩きます。
ここで、沢に足を突っ込む渡渉が1回ありました。
しばらく歩くと、本流を外れて支沢に入ります。
一箇所紛らわしい分岐がありましたが、地形図読めれば何ら問題ありません。
赤テープもある程度有りますし。

鞍部まで沢を詰めていくのですが、沢の下は岩なんですよね。
滑りやすいです。
しかも、ロープが設置されている様な急斜面なので気をつけて登る必要があります。
尾根の鞍部まで出れば、後はひたすら尾根歩きです。
ただ、登山道は荒れ気味で非常に歩き難いです。
木の根が大量に露出している部分等があり、足元に注意が必要でした。
ただ、イワウチワとショウジョウバカマ(?)が群生が見事でした。
尾根を歩きつづけると、荒海山の山頂が大きく見えてきます。
次第に斜面は急になり、きつい登りが始まります。
登りのきつさだけでなく、登山道が荒れている為、かなりきつかったです。
そして一部残雪があるところがありました。
その内の一箇所は、急斜面に残雪がありガチガチに凍っていまます。
ここでこの僅かな区間を通過するためにアイゼンを装着しました。
急な斜面を越えるとヤブが行く手を阻みます。
すると小屋が見えました。
笹薮に包まれており、回りこむようにドアの前に。
像の絵の書かれたドアの脇には、「南稜小屋」と書かれていました。
単独なら宿泊も快適でしょうが、2〜3人だと窮屈って所でしょうか。
でも、手入れされている小屋だなと感じました。
更にヤブをこぎ先に進むと、遂に太郎岳山頂です。
山頂には樹木が無く草や低木なので、360度の大展望です。
栃木、福島の山々が一望出来ます。

そしてすぐ近くに見える次郎岳山頂まで移動します。
鞍部にはまだ雪が残っていました。
でも、この残雪が溶けるのも時間の問題ですかね。
次郎岳山頂も360度の大展望。
展望を重視しない私ですら、大満足でした。

山頂で展望を楽しみ過ぎ、大分時間を食ってしまいました。
まだ見ていたい未練を残し、下山です。
下山中、登りでアイゼンをつけた残雪地帯付近で駐車地で会った単独行の男性と出会いました。
挨拶程度で先に行きます。
そして、残雪地帯を慎重に降り終えると、三人のパーティに出会いました。
降りの私に道を譲ってくれますが、私も登り優先とばかりに道を譲ろうとします。
こう言うのって日本人っぽくて良いですね。(笑
それから先は誰とも会わない静かな尾根歩きです。
熊の恐怖が脳裏をよぎります。

そして沢の降下点である鞍部に到着します。
ここから沢を降ります。
かなりの急斜面、かつ濡れた岩場です。
登りの1.5倍以上は時間をかけて慎重に降りました。
沢の合流地点まで来ればもう地形はなだらかです。
後はゴツゴツした岩場をひたすら下流に向って歩くだけです。
朝とは違う、光の当たった沢の美しさを駐車場まで楽しみました。

・芝草山
荒海山を登り終えて、時間が大分有ります。
なので、近くにある未踏の芝草山に向います。
芝草山登山口近くにある広くなっている場所に車を停めて登山開始です。
登山口には何故か冷蔵庫が・・・登山届的なノートが中に入っていたので記帳します。

しばらく鉄塔の巡視路を歩くコース。
つぼみをつけた赤い花が沢山有りました。
一部開花してますね。

更に進むと鉄塔があり、ここから先は尾根歩きです。
ちゃんと地形図見ないと、尾根から見える小ピークが山頂に思えてなりません。
しばらく進むと、大きな岩の塊が目の前に現れます。
もしや、これをよじ登る?と思って周りを見ると、ちゃんと巻く道ありました。
ですが、この先にはロープが設置された急斜面が控えています。
結局この岩の上に行かないと山頂は踏ませてくれないみたいです。
斜面の下から上を見ると、かなりの傾斜です。
しかも斜面も荒れ気味で、相当怖いです。
こう言う場所って、登りはいいのですが降りが問題なんですよね。

ロープの力をかりて、どうにか急斜面を突破します。
これから先はひたすらの尾根歩きです。
目の前に見える芝草山のピークがだんだん近づいてきます。
北に尾根を歩くだけなので、地形図もろくに見ずに芝草山頂に到着です。
山頂にはつぼみをつけたシャクナゲが。
いつもヤブではシャクナゲに痛い目にあっているのですが、花が咲くと綺麗なんですよね。
芝草山の山頂は展望良ですね。

展望を楽しんで、下山を開始。
下山時は、あの大岩の急斜面をドキドキしながら降りました。
そして登山口の登山ノートに下山時刻を記入して山行終了です。
それにしても、本当にこの山は山容が美しい。
登るより、見て楽しむ山なのかなと思いました。
余談ですが、帰りに「男鹿の湯」で汗を流す。
さっぱりしましたし、疲れも軽減です。
風呂上り後、受付の女性と店主の方に三依の山について教えてもらいました。
情報ありがとうございます。
【反省点】
急斜面の沢を降っている際に、スパッツをつけてませんでした。
すると、かかとの部分から大量の沢の水が浸入してきました。(笑
これには参りました。
【山行を一言で表すと?】
荒海山は山の楽しみを一座で凝縮した名山(登山道さえ荒れてなければ・・・)


