日留賀岳
2008-05-19
【登山日】2008年5月17日(土)
【天候】
晴れ
【人数】
単独
【目的地】
日留ヶ岳・比津羅山
【ルート】
小山氏宅駐車場→日留賀岳→比津羅山→小山氏宅駐車場
尾根に乗るまで紛らわしいのでGPSデータを載せます。
尾根に乗ったら後は地形図の登山道通りなので省略します。

【運転】
塩那道路(県道266号)までの道のりは全く問題ないでしょう。
国道400号は広いですからね。
塩那道路もちょっとしか走りません。
木の葉化石園の前のY字路を左側に進みます。
後はひたすら道なり。
ちょっと狭いですね。
すれ違いになったらヒヤヒヤものです。
途中、分岐が有りますが構わずメインと思われる道をひたすら進む。
すると、小山氏宅への看板が立っています。そこから先は車一台分の幅しかありませんが、日留賀岳登る場合は早く着いて遅く帰るなので行き違いはほとんど無いのではないでしょうか。
狭い道の途中、駐車できるスペースがあります。
見晴らしは良いので、もしもすれ違う必要がでたらここですれ違えば余裕だと思います。
小山氏宅の駐車スペースは結構広いです。
ここまで土地を割いて下さっている事に感謝しないといけませんね。
行き、帰り共に一声かけるのが礼儀でしょうね。
【感想】
気象庁のHPをチェックすると夕方から雷雨の注意が出ていました。
なので、お昼過ぎには下山を完了していたいので早めに入山したい所。
ですが、この山の駐車地は小山氏宅の庭と成っています。
人様の家に早朝から車を乗りつけるのは失礼極まりないので、路肩駐車を決意して那須塩原を目指します。
小山氏宅に近づくにつれ道は狭くなり、路肩は見当たりません。
適当に車を走らせていると小山氏宅へ案内する看板を見つける。
曲がってしばらく行くと広くなっている駐車スペースがありました。
一応駐車場の状況を把握すべく進むと、既に3台近くの車が停まっているではないですか。
駐車OKと判断して小山氏宅の駐車場に車を停めました。
近くで作業をしている男性に一声かけ、了承を得る。
お宅の玄関先にある登山者名簿に記帳して前準備完了です。
さあ、目指すは日留賀岳です・・・余力があれば比津羅山も。
駐車場には先行者が何名か居ましたが、皆さん歩き始めません。
何ででしょう・・・今日雷ありそうなんで早めに下山すべきなのに。
なので、私が先陣を切って入山です。
最初は鉄塔まで歩きます。
踏み後鮮明で何ら問題ありません。

鉄塔を過ぎると2又に道が分かれていますので右側の道に入ります。
この時、ちゃんと地形図・・・いや自宅でちゃんとエアリアを見ていれば・・・。
林道なので何にも考えずに適当に歩いていました。
熊と出会ったら嫌だなぁとかくだらない事を考えていると異変に気付きます。
地形図では登山道と沿うように林道が伸びていました。
そう、私が今歩いているのは林道。
慌てて地形図を確認すると、林道は行き止まりになっているではありませんか。
コンパスで確認すると東に歩いていたので、地形図どおりならこの先は行き止まりです。
紛らわしくなるので、ここで答えを言ってしまうと、この林道歩きは正しいです。
先に行くと、「高山植物」の看板が立っていて、登山道に繋がります。
ここから先は私の早とちりですので、どうぞお楽しみ下さい。(笑
道迷いと判断した私は慌てて元来た道を戻ります。
すると、駐車場で会った単独の男性に会いました。
私は「こんにちは。すいません、この道間違ってません?」と聞きました。
男性はエアリアを見せてくれて、林道歩きになっているんで間違ってないですよと教えてくれる。
でも、林道と並走する形で登山道が伸びている様に地形図には記載があります。
エアリアなんである程度信頼出来ると思ったのですが、もうここまで戻ったのだからと自分の目で確かめようと鉄塔まで戻る事を決意。
男性と別れて鉄塔まで戻りました。
すると鉄塔の手前で尾根に登る踏み跡を発見。
これが登山道に繋がる道の様です。
ここで地形図とエアリア両方眺めてどうするか迷います。
地形図を信じるかエアリアを信じるか・・・。
私はエアリアを選択。(笑
元来た林道を戻ります。
ちなみに比津羅山下山後、この登山道を通りました。
どうやら旧道で現在は歩かれていないようですね。

林道を飛ばして戻る。
久々にスピード重視で歩きました。
そう、誤情報を言ってしまったあの単独の男性に一報を入れなければ。
どうにか林道終点で男性に追いつく。
ちゃんと間違いを伝えて地形図の登山道への道を説明する事が出来ました。
良かったです。
ここからは登山道。
踏み跡は勿論鮮明です。
ですが、地形図の登山道と通っている道は違っています。
もうめんどくさいので結論を言うと、日留賀岳はエアリアを参考にして登ってください。
尾根に乗ってからは地形図の登山道を歩きますが、それ以前はかなり通る道違っています。
それに、踏み跡鮮明で地形はほとんど読まなくても良いのではないでしょうか。
足跡さえ追えば山頂に行けると思います。
強いて一箇所だけ、平坦地の沢沿いを詰めて尾根に上がるカーブが分かり難かったかもしれません。
ちなみに私が登った時は、この個所にトイレットペーパーがちぎって置いてありました。
地面の濡れているのにトイレットペーパーは原形を保っている。
どうやら先行者が居るようです。
事前に登ると情報があったので、私がお世話になっているHPの管理人よっちゃんさんだと勝手に解釈。
このトイレットペーパーは下山時にも迷いやすい場所にちぎってありました。
少量のトイレットペーパー位なら、きっとほっとけば土に返るでしょう。
粋な計らいに感謝です。
尾根に乗ってからはひたすら歩くだけです。
しつこい様ですが、踏み跡は鮮明。
とにかく踏み跡を追えば大丈夫だと思います。
尾根に乗っているのは僅かで、ひたすら巻き道を歩いていた気がします。
木で出来た鳥居が見えた辺りで笹を掻き分ける物音がしました。
藪こぎなんてない山なので、野生動物だと思い、固まる。
最悪、熊の可能性も否定出来ません。
鈴を鳴らしながら恐る恐る様子を見ると、派手なザックが目に飛び込んできました。
どうやら人のようです。
行者ニンニクを探していた夫婦の方でした。
かなりビックリしました。
熊だと思いましたよと話し掛けると、熊談義に花が咲きました。

しばらく歩くと、確かに行者ニンニクは群生していました。
レアな植物なのでしょうか?

1622ピーク手前の辺りで、前から人が歩いてきました。
私がお世話になっているHPの管理人であり、一度大佐飛山でお会いしているよっちゃんさんでした。
もう一度会えるなんて嬉しいです。
大佐飛山では強風でまともに話せませんでしたが、今回はちゃんと話をする事が出来ました。
また、どこかの山でお会いしたいですね。
しばらく歩くと残雪がちらほら見えてきました。
更に山頂直下の登山道は今までと打って変わって荒れ気味です。
慎重に登る。

そして山頂に到着。
まず目に飛び込んできたのは大佐飛山塊。
そして塩那道路。
日留賀岳の展望はかなり良いです。
余りに展望が良いので、写真撮影後は普段はほとんどしない山座同定を楽しみました。

かなり山頂に居たのですが、誰も上がって来ません。
雷も怖いですし、下山を決意。
ちょっと歩いた所で、林道で会った単独行の男性と出会いました。
それ以降は色々人が登ってきます。
最後の方で団体さんと出会いました。
ちょっと気になったのが、この団体さんの女性二人が遅れてしまっていて、単独で歩いていました。
1番危険なパターンですね。
リーダーは居ないのでしょうか?
登っている時間、歩くペースから言って、老婆心ながら雷の指摘をさせてもらいました。
山の雷は相当危険なので。
思ったより早く下山してしまいそうなので、比津羅山を目指す。
平坦地周辺から尾根に上がります。
踏み跡が見当たりませんが、ちょっと歩くと所々人が通った跡があります。
「ヤブコギ・・・ともいえないか・・・」が北側の尾根の感想です。

山頂に到着しましたが山名板はありません。
GPSでは山頂となっているので、勝手に比津羅山完登とする。
先に三角点があるので、そちらに向う。
すると、こちらに山名板がありました。

三角点から南側の尾根に向う際にはちゃんとコンパスを使いましょう。
平坦なので違う尾根に入らないようにしたいですね。
あと、南に伸びる尾根は赤テープが若干あります。
しばらく尾根を南東に歩き、南南西に進路を取ります。
このまま歩くと踏み跡が消えました。
地形図では分かり難いのですが、支尾根が登山道と交差しています。
ここに入らないといけないようです。
こんなの気付きませんよ。
急斜面をトラバースし、支尾根に入る。
しばらく歩くと、薄暗い登山道に出ました。
もしや・・・そう地形図に記載されている登山道でした。
この道をしばらく歩いて高度を下げると、往路で確認しに戻った登山道入口に着きました。

降りてしばらく歩くと鉄塔に戻るのですが、そこでぜんまいを採っている男性に出会いました。
先程の使われていない登山道の事を聞いてみると、どうやら日留賀岳登山道の旧道の様です。
これで私の頭で全てが繋がりました。
そして小山氏宅に到着。
家の周りには綺麗な花が。
相当気合を入れている事が容易に想像がつきます。
正直、山で花を見るよりも見事な花達でした。
家から朝駐車場の使用許可を貰ったときの男性が出てきました。
駐車させてもらったお礼を言って、今日の山歩きは終了です。

歩いてみた感想としては、地形図だけを見ると相当強烈な山行をイメージしていたのですが、巻き道が多いのでアップダウンに苦しめられる事はそんなにないと思います。
なので、地形図から読み取れる情報は平面の距離だけですね。
即ち、地形図での見積もりでいけそうと思った方は問題なく山頂までいけると思います。
その点、積雪期とかに登る人は大変そうですね。
辛い思いをして山頂まで行けば、天気さえ良ければご褒美が待っていますよ。
あと、歩く時間なんて人それぞれなのであまり書きたく無いのですが、どれ位掛かったのか聞かれたので参考までに時間を書きます。
6:40 入山
9:40 日留賀岳山頂
12:15 比津羅山三角点
13:15 下山
大体6時間35分ですかね。
私は途中休憩はほぼ取ってないと思いますので、ロスした時間は・・・
・林道間違えと勘違い→多分15分位
・日留賀岳山頂→20分
・比津羅山山頂でうろつく→5分位
・比津羅山三角点→10分位
・比津羅山南尾根をそのまま直進→5分位
だったと思います。
その他にもおしゃべりを沢山したのですが、時間まではわかりません。
参考までに。
【反省点】
尾根までのアプローチの難しさを改めて感じた山行でした。
地形図の情報が古いのでしょうね。
やはり変化が多いアプローチの情報は改定の早いエアリアの方があてになりますね。
そもそも、エアリア持ってるなら自宅の段階で確認すればいいのに地形図しか見ていませんでした。
用意は周到にやらねばいけませんね。
【山行を一言で表すと?】
踏み跡鮮明なのに山の奥深さを楽しめる大展望の山


