燕巣山・黒檜岳
2008-06-09
【登山日】2008年6月8日(日)
【天候】
曇り
【人数】
単独
【目的地】
燕巣山・黒檜岳・前白根山登山口調査
【ルート】
・燕巣山
丸沼温泉駐車場→四郎峠→燕巣山(ピストン)
・黒檜岳
(赤沼駐車場よりバス利用)千手ヶ浜バス停→黒檜岳登山口→黒檜山(ピストン)
【運転】
国道120号より丸沼温泉駐車場に行くまでの道が狭いですね。
私の時は、対向車が相当飛ばして突っ込んできて怖い思いをしました。
観光地は運転が荒い人が多い気がします。
気をつけるにこした事はありません。
早朝の奥日光で毎回思う事があります。
写真撮影をしている方に気をつけましょう。
ちゃんとマナーを守っている方は問題ないのですが、車道に三脚立てて平気な方も居るのが事実なので。
この日、「車道に三脚+車道駐車」の合わせ技の方にも遭遇しました。
避ける時に対向車とのトラブルや、写真に夢中に成っていて急な飛び出し等、トラブルに巻き込まれたら本当につまらないです。
こんな言い方はしたく無いですが、こう言う状況に遭遇したら慎重に行動したい所です。
【感想】
・燕巣山
駐車場から登山口を探しますが、よく分かりません。
登山口っぽい車両進入禁止の道が見えたので近づくと看板が立っていました。
本日目指す四郎峠はここを通るのではなく、沢の対岸に伸びる道の様です。
いきなり渡渉から山行は始まります。

沢を渡り進んでいくと、背の高い笹が現れだします。
前日に雨が降っていたのか、ちょっと歩くと体が濡れます。
雨の次の日の笹薮は本当に濡れますね。
私は服は化繊派なので、不快感はそこまでありませんが、綿派の人は天候に気をつけて登った方が良いかも知れません。
四郎峠までの道は沢登りですね。
渡渉を何度か繰り返しながら沢を詰めて行くコースです。
しかも、急な斜面から尾根に乗ったり降りたりもしました。
危険度は高いと私は思いました。

沢を詰める場合、最後がきついのはお約束。
ここも例外ではありません。
きつい所にはロープが設置されていたりします。
でも、油断は非常に危険ですね。
長い一枚岩の上を水が流れている場所を通過する際には細心の注意を払いました。

沢から離れて、つづら折ったヤブ道を越えると四郎峠に到着です。
この鞍部、かなりヤセ尾根ですね。

ここから先はゆったりとした尾根歩きです。
しばらく進むと綺麗な三角形の形をした燕巣山が見えてきます。
1891mピークとの鞍部を過ぎると急登が始まります。
先程の沢登りで体力を消耗しているので、相当応えました。
地形図の見積もりの1.2倍増しの辛さですね。

やっと急登を登り終えると傾斜が緩み出します。
すると残雪がありました。
私の感覚だと、特にアイゼンも必要なく難なく越えられる、ですね。

そして山頂に到着。
南側が開けていて、白根山が良く見えました。
曇りなのに展望が利いて、運が良かったです。


下山は湯沢峠経由と一瞬頭をよぎったのですが、笹に包まれた状況を見て即ピストンに決定。
もと来た道を戻ります。
復路の難所は沢降りです。
特に上流を降る際には細心の注意を払いたい所です。
山行中、誰にも会いませんでした。
前半は沢登り、後半は急登。
山頂の展望は良好。
静かで充実した山行であり、骨太な山の魅力を満喫しました。
・黒檜岳
2008年5月18日(日)に目指す予定でした。
しかし、半月山駐車場まで続く道が8時過ぎないと開かないと言う事実を知りませんでした。
勿論、8時過ぎに登り始めたのではピストンは不可能なので黒檜岳は断念しました。
もやもやした状態で今まで登り残しとなっておりました。
赤沼駐車場に着くと、満車状態。
誘導をしている方に話を伺うと6時半位には駐車場の半分は埋まっていたそうです。
確か駐車場についたのは、約10:50位だったと思います。
曇りの日曜日にこんな状態です。
かなり人気あるんですね。
10分程待って空きが出来たので駐車完了。
バスが来るまで案内所の展示品で勉強です。
掲示されている張り紙は手作り感満載で良い感じですね。
楽しく見させて頂きました。
しばらくするとバスが来たので時間を見計らって乗り込みます。
バス内から外を見ると、沢山の人が歩いています。
小田代ヶ原は人でごったがえしていました。
そして千手ヶ浜のバス停に着くと、バス待ちの凄まじい行列。
それにしても人が多いですね。
千手堂跡まで歩く際にも凄い人の量です。
自然よりも、人の多さに目が行きます。
私は静かに歩きたいので、この状況はさすがに厳しいです。
乙次郎橋を渡る頃には人影は無くなりました。
下山後この辺を通るまで、この先一切人に会う事はありませんでした。
静寂の中、中禅寺湖の波の音を聞きながら歩く。
すると、湖からボートのエンジン音が・・・。
このエンジン音、黒檜岳登山中も聞こえてきました。
ふぅ・・・。
・・・そんな状況でも、ただ一つ言える事。
中禅寺湖は美しいです。

千手堂跡に着きました。
男体山を眺めながら、きっと勝道上人もこの景色を見ていたんだろうなと感慨にふける。

そして黒檜岳登山口に着きました。
踏み跡を追いながら歩き始める。
何も考えず、踏み跡を追って歩いていると、なんか踏み跡が不鮮明。
こんなもんだろうと歩いていると、ギョリンソウを発見しました。

うっすらとした踏み跡は尾根に上がる様に続いている。
でも、様子がおかしいです。
ここでGPSでチェックすると、やっぱり間違えている可能性が高い事が判明。
ここまで地図見ないで適当に歩いてしまうと、現在地の特定もまま成りません。
強引に中禅寺湖方面に戻ります。
歩道に戻った時にはかなり東にそれていました。
登山口の標識まで戻り道を確認。
よく見ると、反射板の先に道が伸びていいるのが見えました。
鮮明に道がついています。
なんて初歩的なミス。
ギョリンソウが見れたのがせめてもの救いです。
ここから先は尾根までは九十九折の道をひたすら歩きます。
道は鮮明なので迷う事は無いでしょう。(私は迷いましたが(笑))
反射板も定期的に取り付けられているので分かりやすいです。

尾根に上がると、急な登りが待っていました。
黙々と登りつづけると、花の落ちたシャクナゲがありました。
花終わっちゃってるかなと思い、高度を上げていきます。
すると、まだまだ咲いていました。
かなりの量のシャクナゲの花です。
花は落ち始めていますが、シロヤシオも咲いていました。
これだけ見れれば満足です。


更に進むと今度は樹林帯になります。
ひたすらきつい登りを進むとやがて地形が平坦になります。
テープを見つけながら進むと、黒檜岳の山頂(?)に着きました。

地形図ではここより先に高くなっている場所があり、そこに黒檜岳と記載があります。
大した距離でもないのでそこまで行って確かめる事にします。
行ってみると標識が立っていました。
GPSでも、事前に登録しておいた位置と一致します。
ここが山頂でしょう。
ちょっと紛らわしいですね。

山頂は樹林帯の中なので、風景を楽しむという程でもありません。
少しゆっくりして、最終バスに間に合わせる為にも足早に下山しました。
中禅寺湖畔に着くともう人はほとんど居ません。
バス停にはバス待ちをしている方が数人で、往路での喧騒は嘘の様です。
しばらくするとバスがやってきました。
ボケーっと風景を眺めながら赤沼駐車場に戻りました。
【反省点】
燕巣山の登山時、前日の雨でかなり滑りやすい状態でした。
にも関わらす、急斜面を普通の感覚で降りてしまいました。
1度転倒してはっとします。
原因は雨に濡れた気の根を急斜面で踏んでしまったのですが、こんな事普通に警戒の対象にする事です。
幸いしりもちですみましたが、運が悪いと骨折も有り得なくは無いです。
早い段階で警戒出来るような注意力を養いたいなと思いました。
黒檜岳の登山口の道迷いは気が抜けている証拠です。
地形図とエアリア持っていながらほとんど見ること無く歩いていました。
迷うべくして迷っています。
現在地を地形図から見失う恐怖を改めて認識する必要性を感じました。
【山行を一言で表すと?】
曇りでも展望良好な一日


