金精山・温泉ヶ岳・根名草山

 2008-06-17
【登山日】
2008年6月15日(日)

【天候】
晴れ→根名草山下山時曇り

【人数】
単独

【目的地】
金精山・温泉ヶ岳・根名草山

【ルート】
金精トンネル入口→金精峠→金精山→金精峠→温泉ヶ岳→根名草山→金精峠→金精トンネル入口

【運転】
舗装の2車線しか通りません。
問題点は特に無いですね。

【感想】
金精トンネルの駐車場から金精峠を目指します。
道は荒れておりますが、木の階段が設けられています。
恐らくこの木の階段が無いとこの登山道は崩壊一直線でしょうね。
各所に崩壊地があったので、地盤も緩いのでしょうか。
それとも大量の雪による雪崩で地面が削られるのでしょうか。
そんな事を考えながら歩いていると、カモシカに遭遇です。
普通、カモシカは顔を180度曲げてこちらを伺い、警戒の姿勢をとるはずなのですが、このカモシカは近距離なのにも関わらず私に完全に背中を向け、草を食べ始めました。
人間慣れしてしまっているのでしょうか。
そう考えると悲しいですね。

金精山カモシカ


この道は木製の階段やロープが設けられている急な斜面なので、危険度が高い道だと思いました。

金精山道中


やっと急登を上り終えると、金精峠に到着です。
目の前に見える赤い屋根は金精神社ですね。
御神体を見るために、失礼しますと手を合わせ中を覗き込みました。
なるほど・・・・これが弓削道鏡の男性器ですね。

金精山金精神社


目の前にそり立つ岸壁。
金精山に取り付きます。
若干北側にトラバースして登山道は続きますが、狭い上に崖側は切れ落ちています。
かなり危険です。
そして各所にハシゴやロープがあります。
体力が無い人や、山を始めたばかりの方は近寄らない方が賢明でしょう。
晴れてればまだしも、雨や強風などが重なれば滑落が起きても何ら不思議ではないですし、この道で滑落したらただではすまないと言うのは素人の私が見ても分かります。

金精山ハシゴ場


慎重に登山道を進み、遂に山頂に到着です。
日光ファミリーが良く見える大展望ですね。

金精山

金精山


慎重に下山します。
やっぱり登りよりも降りの方がはるかに怖いですね。
危険地帯を過ぎると、ほっとしました。
平坦な尾根ではシャクナゲが綺麗に咲いており、心が和みました。

金精山シャクナゲ


一度峠に戻り、次の目的地である温泉ヶ岳を目指す。
ここでもシャクナゲが出迎えてくれます。
ヤブコギや、残雪期の踏み抜きで嫌な思い出もたくさん有りますが、こう言う綺麗な花を見るとそんな事も帳消しになりますね。

温泉ヶ岳シャクナゲ


徐々に高度を上げていくと、残雪が多くなります。
温泉ヶ岳の分岐近くでは完全に残雪に包まれた世界でした。
赤テープを見失わないように歩けば問題は無いでしょう。

温泉ヶ岳残雪


山頂直下で二人組の男性を男性を追い抜き、山頂に到着です。
福島や群馬の山々が良く見えて、展望もよいですね。
燧ケ岳やこれから向う根名草山の頭が見えました。
しばらくすると二人が山頂にやってきたので、少し山話をさせてもらいました。
かなり山を歩かれているお二人の様で、色々と参考になる話を聞かせてもらいました。

温泉ヶ岳

温泉ヶ岳展望


次なる目的地、根名草山に向います。
もと来た道を戻り分岐まで戻ろうとしたのですが、何も考えず歩いてしまい分岐を通り越す。
GPSに助けられました。

残雪を歩きつづけると、笹ヤブが待って居ました。
ヤブコギですよ・・・。
しかも、途中刈られているところがあるのですが、茎が中途半端に残っており、歩き難い&すべる。
かなりてこずりました。

根名草山ササ


しばらく歩くと、また残雪が出現します。
緩やかな道を歩いていると前方から男性が下山してきました。
良く見ると見覚えが・・・。
そう、社山であった関東百名山を目指されている若い男性の単独行者でした。
凄い偶然でビックリしました。
以前会った時にネットが使える環境ではないと聞いていたのですが、今回は運命を感じたのでこのブログを紹介してみました。
ああいう精力的に活動されている方と情報交換出来る場としてこのブログが機能し出すと管理者冥利に尽きるんですけどね。

しばらく進むと念仏平非難小屋が見えました。
立派な小屋ですね。
中をチェックしてみようと扉を開けようとしたのですが、開け方が分かりませんでした。
良く見ると、向って左側に小さなくぼみが。
ちょっと分かり難いですね。

根名草山念仏平非難小屋


それにしても残雪が多いです。
そして、木が行く手を阻むので進み難いですね。
あと、非難小屋と山頂の間で一箇所道迷いしやすい場所がありました。
私はこの地点でテープを見失いましたが、地形図が頭に入っていたのと、近くにいた夫婦のハイカーがテープを見つけてくれたので何ら問題なく通過出来ました。

根名草山残雪


そして山頂に到着です。
鬼怒沼山方面の展望が綺麗ですね。
しばらくすると追い抜いた単独行の男性と前述の夫婦が上がってこられました。

根名草山

根名草山展望


山頂で少し話をして下山です。
復路はゆっくりと歩きました。
何故なら、久々に残雪の道を長く歩けるからです。
下界では雪なんてみんな意識していないのに、私の目の前に広がるのは雪に埋もれた非現実的な世界。
踏み締める様に下山しました。

【反省点】
ちょっとおしゃべりが過ぎました。
根名草山の下山時に、ご夫婦の方と喋りまくって下山してしまい、自分のペースを見失ってしまいました。
ハイカーの方とお話しするのは山の楽しみの一つなのですが、単独で山に入っている理由の一つに、山とガチで向かい合うという考え方があります。
これは私にとって非常に重要です。
喋らないと言う訳ではないですが、ちょっと考えなければいけないなと感じました。

【山行を一言で表すと?】
久々に長い残雪の道を歩く
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