女峰山・帝釈山・小真名子山・大真名子山
2008-07-22
【登山日】2008年7月19日(土)
【天候】
晴れ
【人数】
単独
【目的地】
女峰山・帝釈山・小真名子山・大真名子山
【ルート】
志津乗越駐車場→馬立→唐沢避難小屋→女峰山→専女山→帝釈山→
富士見峠→小真名子山→鷹の巣→大真名子山→志津乗越駐車場
【運転】
戦場ヶ原までは快適なドライブが楽しめ、何ら問題はありません。
裏男体林道も光徳から入る数十メートルが未舗装の大きなデコボコのある道ですが、
それを抜ければ完全舗装のすれ違いスペースも多くある道です。
危険度は低いと思います。
ただ日が昇っていない真っ暗な裏男体林道を走って見て思ったのは、太郎山まで続く道との分岐が暗いと分り難いかなと感じました。
それ位ですかね。
【感想】
栃木百名山最後の山となりました。
女峰山自体、日本二百名山の一座である為、見所満載とは予想します。
ですが、更なる山行充実を目指す為に「70歳の山キチ」さんと言う、歴戦の山の猛者に今回のアドバイスを頂きました。
山行を終えてアドバイスを振り返るに、紹介していただいたポイントは実に見所として的確。
さすがだなと感じました。
4:20に志津乗越の駐車場に着くと既に5台前後の車が停まっていました。
ここで停まっていた車は男体山を目指す方のものでした。
近くに停車していた横浜の男性と話をしながら身支度をする。
どうやら男体山を目指すそうです。
用意をしながらGPSの電源を入れる。
スタート位置を確認しようとすると、前回の夫婦渕駐車場の時の様にとんでもない場所を示しておりました。
とりあえず、電源を切ってから入れ直すと正確な位置を示します。
理由が分からないのですが、これからも使う際には気をつけなければなりません。
後、頻度は高くないものの自動的に電源が落ちるトラブルも見逃せません。
電池の接触不良が原因のようです。
薄暗く歩き難い林道を一人進みます。
林道の両脇は笹の密ヤブ。
もし林道が無かったら熾烈なヤブコギと成りそうだなと思いながら歩く。
橋を3基程越えると林道が脇から登山道に入ります。
標識が無かった思わず通過してしまいそうです。

やや急な下りを歩いていくと沢に出ます。
行き先はペンキ跡があるので安心ですね。

工事が入っている薙を脇に見ながらのぼり始めます。
ここからはひたすら登り。
辛いかと思いきやそうでもないんですよね。
上を見上げると白い木と空の青が疲労を吹き飛ばしてくれます。

また、シャクナゲの花が出迎えてくれます。
シャクナゲを見ると心が癒されます。

高度をぐんぐん上げていくと、沢を横切ります。
横切って少し登ると水場がありました。
これは山キチさんご推薦の水です。
水に手をつけると、かなり冷たい!
飲んでみると舌に絡みつく様なまろやかな味。
非常に美味しいです。
ゴクゴク飲んでいたら、あまりに冷たいのでさすがに腹に違和感が。
きりの良い所で水場を後にします。

しばらく歩くと目の前に小屋が見えてきました。
唐沢避難小屋です。
中はかなり広いですね。

避難小屋のとなりには仏像がありました。

しばらく歩くと、ガレ場に出ます。
ここからの眺めは絶景でした。
前日光の山々を見下ろせます。
過去に山頂を踏んだ山は何故ここまで美しく見えるのでしょうか。

ちなみに、私はこのガレ場の通過を「怖い」と感じました。
慎重に歩きます。

しばらく歩くと低木帯に入ります。
歩き進めると正面に社が見えました。
その奥には女峰山頂の山名板。

まずは女峰神社で記念撮影です。

満を持して女峰山頂へ。
遂に女峰山完登です。
と同時に、栃木百名山を完登です。

記念撮影をして展望を少し楽しんだ後、三角点を確認しに行きます。
尾根を東北東に歩くと、三角点が設置されていました。

目的を達成したので、足早に山頂に戻ります。
誰も居ない為、山名板近くに腰掛け、おにぎりを頬張ります。
なんて絶景でしょうか。
言葉では表現できません。
これから歩く尾根の先には、今まで登ってきた日光の山々が遠望できます。
ここで食べたおにぎりの味はとても美味しかったです。

山頂を楽しんだ後に、次の目的地帝釈山を目指します。
その際、ヤセ尾根を通過するのですが、結構怖いです。
強風の日なんか絶対通りたくないですね。
滑落したらあの世行きでしょうね。


歩いている最中色々な花を見ます。
イワカガミ、ゴゼンタチバナ、シャクナゲ、ツガザクラ。
そして道中見た謎の花。
誰か花の名前を教えてくださると嬉しいです。
花1

花2

花3

ヤセ尾根を歩いていくとクサリ場の先に山名板が。
帝釈山まではまだまだのはずと思い、確認すると「専女山」とありました。
山キチさんがおっしゃってた剣ヶ峰ですね。

ここからしばらく低木帯を歩きます。
そして帝釈山頂に到着です。

帝釈山から先は、急にじめついた樹林帯を歩きます。
緩やかな降りが続きます。
途中、木を掴んだ時に巨大ナメクジが手に…。
かなりビックリしました。
帝釈山頂から50分程で富士見峠に着きました。
ここで興味深い標識がありました。
「野州原林道(自動車道)終点」と記載がありました。
昔はここまで車で上がれたのでしょうか?
これから小真名子山を目指し、ガレの急登が始まります。
かなり疲れていたので、これはさすがに応えました。

ガレ場が終わると、今度は岩の急登。
本日のコースでは、富士見峠から小真名子山頂の区間が1番体力的にきつかったです。
しばらく歩くと大きな看板のような建造物が見えました。
どうやら無線の反射板のようです。
そこから数十メートル歩くと小真名子山の三角点がありました。

その先に小さな社があり、小真名子山の山名板がありました。

大真名子山に向おうと歩き出した矢先、サラサドウダンの花を発見。
綺麗ですね。

小真名子山と大真名子山の鞍部に到着します。
「鷹の巣」と標識にありました。
この辺は倒木が多いですね。
でも、通りやすいように手入れはされているので何ら問題は無かったです。
大真名子山への登りから、何人かの登山者に出会いました。
これまでの道中、全く人に会っておりません。
しかも、大真名子山の降りも人に会わなかったので、この区間だけ数組の登山者と出会ったことに成ります。
出会った登山者の中に、栃木百名山の編集に立ち会ったと言うご夫婦に会いました。
栃木百名山完登の日にこの様な出会いがあるなんて運命を感じました。
別れ際に、ご婦人から黒飴2個を頂きました。
ありがとうございました。
そして2度目の大真名子山頂に到着です。

今回の目的として、大真名子山の三角点を見る事があります。
三角点通り過ぎちゃってます…探さないと。
もと来た道を戻り、GPSとコンパスを使って登山道を離れます。
低木のヤブをかき分けて進むと、視界が開けます。
目の前にはシャクナゲの花に囲まれて三角点が有りました。

もう一度、大真名子山頂に戻り、下山を始めます。
急斜面をゆっくりと歩きました。
志津乗越駐車場に着いた時にはお昼をちょっと過ぎていました。
連休と言う事も有り、いろは坂が混む事を恐れ、すぐに帰路に着きました。
【反省点】
前日雨が降ったのか、低木や草は濡れていて、服がびしょびしょになってしまいました。
更に、靴に水が染み込んで来ます。
最近、靴の浸水が激しい気がします。
栃木百名山登山のメインの軽登山靴…そろそろ寿命でしょうか。
ゴアの軽登山靴は軽いですが、やはり耐久性に難がありますね。
【山行を一言で表すと?】
大展望と咲き乱れる高山植物


