辻山・薬師岳・観音岳・地蔵岳・高嶺
2008-07-28
【登山日】2008年7月26日(土)〜27日(日)
【天候】
晴れ
【人数】
Cさん、Oさん
【目的地】
辻山・薬師岳・観音岳・地蔵岳(オベリスクは断念してプレートまで)・高嶺
【ルート】
一日目
夜叉神峠登山口→夜叉神峠→苺平→辻山→苺平→南御室小屋→薬師岳小屋→薬師岳→薬師岳小屋
二日目
薬師岳小屋→薬師岳→赤抜沢ノ頭→地蔵岳(プレートまで)→赤抜沢ノ頭→高嶺→白鳳峠→広河原峠入口→広河原バス停
【アプローチ】
新宿から高速バスにて甲府駅に着く。
夜叉神峠までのバスを待つ為、ステーションビバークを考えます。
繁華街のビルの柱に隠れ、Oさん所持の銀マットに三人座り、宴会を始める。
さすがに下界は暑いと言う事で、タクシーで夜叉神峠に向います。
今までの行動、意味有りません。(笑)
で、夜叉神峠で夜空を見ながら銀マット一枚で寝ます。
完全ホームレスです。(笑)
寒すぎてろくに寝れませんでしたが、お二人は熟睡していました。
私はまだまだ修行が足りませんね。
日の出と共に登山開始です。
【感想】
(一日目)
熊出没注意の看板を横目に歩き始めます。
寝不足の影響か足が重い…。
樹林帯をひたすら登ります。
途中珍しい花を発見!
何と言う花なのでしょうか?

九十九折の道をひたすら歩きます。
しばらく歩くと夜叉神峠に到着です。

完璧なまでに舗装された道をひた進みます。
それにしても人が多い。
多過ぎます。
同行の二人は辻山に行く気配はありません。
私はせっかくですし山頂を踏みたいので、先行して辻山に向います。
辻山までの道をエアリアで確認すると、破線で書かれています。
でも、栃木の山なら間違いなく実線で書かれるレベルの道です。
また、この山を往復する間に出会った登山者は居ませんでした。
山名板もありません。
もったいないですね。

苺平でパンを食べながら二人を待ちます。
合流し、南御室小屋を目指します。
あっけなく、南御室小屋に到着です。

ここで南アルプスの天然水(笑)を補給。
かなり豪快な湧き水があり、良質の水場です。
小屋を後にし、樹林帯をひたすら歩く。
しばらく歩くと地面が白い砂に変化します。
そう、白い尾根歩きです。

しばらくこの絶景尾根を歩くと、本日の宿、薬師岳小屋に到着です。

プチ宴会したり、小屋に泊まる登山者と話したりしながら過ごす。
非常に楽しい一時でした。
ここで私は更に暴走。
薬師岳山頂を目指し一人抜け出します。
白い砂地の斜面をよじ登ると、薬師岳山頂です。

夜、一人でこっそり小屋を抜け出し、星を見に行きます。
白い地面に荒々しく突き出した岩に腰を下ろす。
見上げると、満天の星空。
数分置きに流星が現れ、もう絶景を完全に越えた景色です。
本当に感動しました。
(二日目)
朝、Cさんに肩を叩かれ起きる。
危うく日の出を見過ごす所でした。
足早に薬師岳山頂で御来光を拝むポイントを探す。
コンパスを片手に、山頂東側の岩場に決めます。
後から便乗の様に登山者がやってきましたが気にしません。
同行人のお二人を完全に気にせず、一人の世界に浸る。
徐々に雲がオレンジ色に輝き出し、遂に御来光を拝む事が出来ました。

朝焼けに染まる雲に浮かぶ富士山。

朝焼けに染まる白峰三山(北岳・間ノ岳・農鳥岳)。

長い事朝の山頂を楽しんでいると、南御室小屋からの登山者が続々と観音岳に向っていきます。
私達も小屋に戻り朝食を済ませ、観音岳を目指します。
白い尾根を気持ちよく歩きつつも、もう一つの白も気に成ります。
そう、北東に広がる雲海は絶景です。(奥に見えるのは多分八ヶ岳)

観音岳山頂に到着です。
凄まじい量の人です。
鳳凰小屋からの人も混ざって大混雑です。

三角点もしっかり確認です。

私は地蔵岳に行きたいと主張したのですが、お二人は待っているから行って来いとの事。
またもや一人先行して地蔵岳(オベリスク)に向います。
道中、見えるオベリスクは小さくって、登るのは余裕だろうと思っていたのですが…。
徐々に近づくにつれ、その巨大な姿に圧倒され出します。
周りを一周して、何処から登るか見定めます。
裏に回ったとき、登れない人の救済処置でしょうか?
プレートを見つけました。

しばらく、オベリスクを眺めます。
…そり立ってます…。

果敢に登ってきた周りの登山者も諦めモードで、私より若くガタイの良い登山者も安全を優先して降りてしまいました。
私は再接近し、後1段登ればザイルまでいけたのですが、ここを越えてしまうと降りられないのではという恐怖感にかられます。
私、軽度の高所恐怖症であり、更に超ビビリでして…。
悩んでいると、若く俊敏な登山者が空身で上がって来ました。
身軽に岩に張り付き、あっという間に頂上に登っていきました。
凄いです!
周りから歓声が上がります。
彼が降りてきた時、思わず拍手してしまいました。
はにかむ彼と話をしてみました。
聞く所、岩の経験者の模様。
どうりで楽勝な訳です。
私は山屋でも岩屋でもありませんので、彼の見事なムーブを見せていただいた事に満足して諦める事にしました。
プレートで記念撮影しているので、コレで完登と自分を納得させます。
地蔵岳に時間を使いすぎ、大先輩のお二人を待たせている事に気付きます。
飛ばしまくって待ち合わせ場所の赤抜沢ノ頭に戻ります。
戻るなり、Cさんが一眼レフデジカメで私がオベリスクに張り付いている写真をとって下さっていました。
登れれば良かったのですが、敗退は惨めですねぇ。
ちなみにCさんは大学の頃にオベリスクのてっぺんに立ったそうです。
高嶺に向う道は低木帯。
景色が一変しますね。

ややキツイ登りを越えると遂に高嶺山頂です。

ここはCさんオススメの場所でして、北岳のスケールを存分に満喫できる展望台でした。

下山は白鳳峠を経由して、広河原に降ります。
標高差1200m位を一気に降ります。
白鳳峠までは低木とガレ場。
峠近くで急に樹林帯へと変わります。

峠を越えるとまたガレ場に変わります。
ここの石、綺麗なマーブル模様。
マーブル模様の美しい絨毯を歩いているようでした。

ガレ場が終わると再度樹林帯に。
九十九折の道が長い事続きます。
そして、次第にバスのエンジン音が聞こえ出すと林道に出ました。
下山完了です。
林道を三人、広河原のバス停まで歩きました。
【反省点】
睡眠時間の確保ですかね。
耳栓はもちろん持っていたのですが、薬師岳小屋が余りに満員で、人の肩が触れている状態での睡眠となってしまいました。
こうなるとなかなか寝れないです。
睡眠時間が確保できない状態で歩くのは厳しいですね。
荷物重くなっても良いので、テン泊の方が私には合っている気がします。
【山行を一言で表すと?】
美しすぎる白い尾根に、大迫力の展望


